歯周病は歯を支える骨と歯肉の慢性感染症であり、中高齢者の歯を失う原因の第一位であります。この病気は自覚症状がほとんど無いまま進行するため、気がついた時には歯を抜かざるを得ない状態になってしまっていることも多いのです。
歯周病は磨き残しと歯が受ける力のかかりすぎが原因となり進行します。そのため、日頃の予防と定期メンテナンスによって重症化を防ぐことが何よりも大切になります。
顎が鳴って痛かったり、口が開けづらいと憂うつですね。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS: Obstructive Sleep Apnea Syndrome) は睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる病気であり、30~60歳代、特に40・50歳代男性に多い疾患です。OSASの自覚症状として多いのが日中の過剰な眠気であり、これが注意力・作業効率の低下や交通事故の発生率を増加させる危険因子となるばかりでなく、OSASは虚血性心疾患や脳梗塞の引き金ともなりうる危険な病気であります。
我々は医科と連携し、的確な診断のもと口腔内装置と呼ばれる患者様用プレートをお作りしOSASの治療を行います。口腔内装置は、下あごを前に出した状態で固定し気道を開放することにより無呼吸の発生を防止します。非侵襲的で優れた治療効果を発揮し、また廉価で違和感が少なく携帯および使用が容易といった利点があります。OSAS患者様のうち高血圧の合併例では口腔内装置の使用によって高血圧が有意に改善したとの報告もあります。
当医院では、ご自宅または病院等の施設にてベッドでの生活をされている方や、当医院への通院が困難な方を対象に訪問歯科診療を行っております。
普段と同じ環境で、患者様の状態に合わせて無理なく治療を進めてまいりますので、リラックスしてお口のケアが受けられます。
診療のご希望がございましたら、遠慮なく当医院までご連絡ください。
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